ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ


◆デラックスツイン{スタンダードツインよりアップグレード}
【プラン】ハイアットコムより予約
【料金】23,100円(税・サ込)、入湯税別150円
【日時】2007年1月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…×
☆JALマイル…×提携外
 


 ハイアット京都が開業するときは結構前から情報をつかみ準備していました。箱根に関してはまったく気づかず、開業直前にハイアットジャパンのホームページで知りました。一応、ハイアットの国内ホテルはすべて泊まったという自負があったのですが、これで崩れてしまいました。
 泊まりたいなと思いましたが、シティホテルならともかく、リゾートホテルにホテルに一人どまりはきついので悩みました。しかし、部屋の雰囲気等はもろ好みです。泊まらずにはいられない。幸いにも勤務先が小田急線沿線なので仕事帰りの金曜を狙って予約を試みました。
 一休にはシングルユースの設定はありません。ハイアットコムより探します。税サ抜きで2万円でツインがありました。2月が希望だったのですがレートが高いのです。(後になり下がり、ツインは空室がなくなりました。)しょうがない、予約をします。

 当初は車で行くつもりでしたが、仕事帰りなので小田急線で向かいます。強羅までとりあえず到着します。ケーブルカーで中強羅まで行き歩くという方法もあるのですが、面倒なのでタクシーにします。5、6分、ワンメーターでホテルに着きました。
 チェックイン時間の前のためなのか、このホテルのスタイルなのか、ドアマンらしき人はいません。ちょっと早かったな…と思っていたら中からスタッフが出てきました。
 フロントへ。大きなフロンデスクが二つあります。和風ながらハイセンスな制服の割と若目のフロント嬢が対応です。
 ゴールドパスポート会員なので、カードには氏名等は記入済みでサインだけですみました。「デラックスツインをご用意しました」んー?確かスタンダードツインのはず。まさか、アップグレードでした。「いつも利用していただいているので…」一応プラチナですが、せこく利用しています。

 そのまま、フロントの女性が部屋まで案内するのかと思ったら、若い男性ベルにバトンタッチされます。いったん下のリビングルームの前を通って、隣の棟へ。温泉は2階にある旨説明をうけます。ここで朝食はセットメニューなのか確認します。そうですとの答え。ブッフェならレストランと思いましたが、朝食はルームサービスでいいやとこの時は思いました。

 部屋へ。眺めが気になります。やった、大文字焼きが見える側でした。部屋も70u以上ありますので十分すぎるほど広いです。ひろずぎて、ベッドからだとTVが遠いのですが、ここでは外を眺めるのが正解ですね。
  

 さて、このホテルの特徴としてリヴィングルームの存在があります。通常言うところのラウンジにあたります。宿泊者には7:00〜10:00がコーヒータイムでコーヒー、紅茶がサービスされます。同じく16:00〜19:00がカクテルタイムでアルコール、ソフトドリンクのサービスがありました。しかし、一休のHPのあるところには16:00〜17:00となっておりました。なので、あせりながらリヴィングルームに向かいます。後で、気づきましたが間違いでしたね。17:00じゃちょっと遅くチェックインした客に恩恵がありませんものね。アルコールは生ビール、シャンパン、赤・白ワインより選べます。カクテルに対応しているかは不明です。私はシャンパンと赤ワインを頂きました。クラブラウンジみたいなものですが、オードブルはありません。ただなので文句は言えませんがナッツくらいあってもいいんじゃないでしょうか。
 意外にも4、50代の男性独りの客もいました。日本の男も変わったなーと思いましたが、訳がありました。後述します。女性の一人客も後から来ました。しかし、スタッフは暇そうに立っていたのに気づきませんでした。頭にきたのか4、5分して出て行きましたね。どうも暖炉の煙突で見えなかったみたいですが…
 

 温泉について…6:00より24:00まで営業しています。男性用ですが、レインシャワーブースにボディシャワーブース、普通の洗い場が10くらいでした。風呂は広めでした。外の景色を眺めるようにはなっていません。湯温はぬるめでした。私自身はぬるい方がいいのですが、広いんですから、二つに分け高めのお風呂も用意した方がいいんではないでしょうか。いわゆるリラくゼーションルームはありませんでしたね。それほど広くない、パウダールームのみでした。飲み物は水くらいしかありませんでした。

入り口脇の看板です。
二つに分かれている建物の間にあるピロティです。左がフロント方向、右が駐車場です。
ものすごく地味なメインエントランス(車寄せ)です。特にドアマンはいませんでした。チェックイン時間前だったかもしれません。
入り口あたりでうろうろしていたら中からスタッフが出てきました。
客室棟の廊下からエントランス付近を…奥が道路となります。
フロントデスクです。座ってチェックインとなります。左側にもうひとつのフロントデスクがあります。ちょっと離れているので、ゆったりした感じがします。
地階にある(エレベーターの表示だと1階?)リビングルームをフロント(エレベーター表示だとL―ロビー?)より。
暖炉があります。
薪が積み上げられています。
ラウンジをここではリヴィングルームと称しています。天井も高く、ソファーもたくさんありゆったり出来ます。
宿泊者には午前中はコーヒー等、夕方はアルコールの無料サービスがあります。
リヴィングルームから見える中庭です。
リヴィングルームを客室棟の廊下より撮影しました。天井が高いことがお分かりになると思います。
中央にあるのが煙突です。
たしか5階くらいまでしかないためか、私が泊まった西棟・東棟側はエレベーターが1基しかありません。
廊下です。客室は片側のみです。左側が西棟、東棟の間にある中庭になります。
73uあるデラックスツインです。
ベッドはハリウッドツインでした。ベッドスローは一体形ですが、デュペ等は個別にベッドメーキングされています。
窓に向かって置かれたソファーです。クッションが皮製でした。
テラスにあるテーブルと椅子です。
デスクです。左上にある黒い四角上のものはスタンドでした。
引き出しにはペンとLANケーブルがあります。
ハンドフォンタイプの電話機です。そういえばベッドサイドには電話はありませんでした。
はじめは高性能サラウンドスピーカーだと思っていたスタンドです。。
32型のフラットTVです。
DVDプレイヤーと下にAVアンプみたいなものです。
引き出しの中にセーフティボックスがありました。間違ってあけた扉の先にボーズ製のスピーカーがありました。
リモコンとCDが入っていた引き出しです。
TVのあたりより入り口を…手前に荷物置きがあります。
お茶セットは窓際のテラスにありました。
グラスはワイングラスとタンブラーの2種でした。
スナック類です。カップヌードルがありました。
冷蔵庫はこんなものでした。
引き出しにあった謎の白い布。テーブルクロス?ナプキン?
一応山なので、窓際に暖房が入っています。
折り曲げ自在の読書等です。そして小さいアナログ時計がありました。
ソファの裏のキャビネットです。何も入っていませんでした。長期滞在するとき役立ちそうです。
ベッドボード上にある照明です。
こちら側にウォークインクローゼットと三面鏡、バスルームに通じています。
窓が大きいです。
クローゼットの棚にバスローブがあります。
ハンガーにかかっているのは浴衣の上に羽織る丹前です。
引き出しの中に浴衣が入っています。下の段は靴磨きをお願いするときに使う袋です。
ドレッサーというんでしょうか。バスルームの横にあります。
そこの引き出し部分にタオルがセットされています。フェイスタオル2枚にバスタオル2枚です。
ダブルシンクになっています。
ハンドタオルが2枚セッティングされています。
無料のミネラルウォーター2本に歯ブラシ等の基本アメニティです。特に変わったものはありませんでした。
引き出しの中にドライヤーが入っています。
ティッシュがバスルームにしかなく不便でした。
洗い場入り口にあるタオルウォーマーにかかっているバスタオルが2枚。バスタオルは計4枚あります。
深くて肩まで疲れるバスタブです。だだ、大浴場の温泉がありますからね。
無理して朝利用しました。
腰掛等もあります。
シャワーです。
ボディウォッシュタオル、固形石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュです。ハイアット京都と同じ、ホテルオリジナルタイプでした。
外側から見るとこのような感じです。
タオルウォーマーのスイッチです。
独立型トイレのドアです。
中はこのようになっております。手洗い場もあり、ハンドタオル2枚にバスルームあるものと同じ固形石鹸がありました。
入り口脇にある靴箱です。
館内用のスリッパがあります。このホテルは館内スリッパOKなのです。
オレンジのカードケースもハイアット京都と同じタイプでした。キーはシリンダー式でした。
下が私が泊まった東棟で上側が西棟になります。つまり、西棟ですと中庭ヴューになってしまいます。ピロティーははさんでフロントのある棟が横にあります。そちらは少なくとも片側は山ヴューになります。
ゴールドパスポート会員特典のモーニングコーヒーです。
大文字焼きが望める絶景ヴューです。中央ちょっと右の頂上付近に「大」という字がみえるでしょうか。
素晴らしいマウンテンヴューです。
部屋より左手を…
下を見るとどこかの保養所があります。低層だと眺めが違うかもしれません。
廊下から見た中庭です。夜になるとライトアップされるのこれはこれできれいだと思います。中庭に面してる1階?2階がドッグルームなのか犬が走り回っているのが見えました。
最上階5階?6階?に障子が見えましたのでタタミルームだと思われます。
隣のフロントがある棟、仮に中央棟と呼びます。右は私と同じ大文字焼きが見ることが出来る方向です。左側は山は望めますが大文字焼きは見えないと思われます。
右側の棟です。
こちらの棟ですと裏山ヴューになります。

 朝食は部屋からの眺めも良いこともあって、ルームサービスにするつもりでした。和食があればなお良いと思っていましたが、コンチネンタルBFしかありません。アメリカンならまだしもコンチネンタルでは…ブッフェならレストランでもいいんだけど、でもセットメニューなんですよね(間違いでした。)
 しょうがない、レストランに向かいます。リヴィングルームの奥に唯一のレストラン「ダイニングルーム」があります。窓際に沿ってテーブルを配しているため、ちょっと変形なレイアウトです。眺めは裏山ヴューといったところでしょうか。和食と決めていましたが、心配したのはジュースが付いているかでした。大丈夫です。コーヒー・紅茶も付いています。良かった。和食にします。ここでもしつこく、「洋食はアメリカンBFですか?」としつこく質問します。「そうです」で安心します。
 焼き魚がアジかカマスから選べます。味噌汁も赤だしか白味噌か選べました。それに、ご飯、漬物、温泉玉子、和え物、里芋の煮物、のりでした。リヴィングルームでコーヒーを飲むことにしてここでは紅茶にします。正直言うと、こんなものなのか、という感じです。私の和食のほめ言葉は、「同じものを夕飯で食べたいな」なのですがそんな感じは受けませんでした。朝食付のプランではなく、値段を知らないまま注文したのですが、後で4000円弱(税サ込)と知り、びっくりします。いくら、ジュース、コーヒー付とはいえ…
 レストラン内を見ていると、立ってうろうろしている人がいます。セットメニューだけのはずなのにおかしいなと思っていたら、なんとブッフェ台がありました。ブッフェがあるのかよ。(怒)周囲の様子、後で調べた結果によると、パークハイアット東京と同じスタイルと思われます。温かい料理がないコールドブッフェを基本に別料金で玉子料理を注文するようです。別にセットメニューのアメリカンBFもあるということでしょうか。
 前日のベルの説明はしょうがないとしても、ウェイターの説明も言葉足らずのように感じます。私も「洋食はブッフェなのですか?」のように聞けばよかったと反省します。
 

 さて、リヴィングルームに向かいます。朝のコーヒータイムを体験しようと思ったのですが、スタッフがおりません。一組お茶を飲んでいます。あと、片付けられてないテーブルがひとつです。閑散としています。時間が早いのもありますが、ここに泊まっている人はほとんどレストラン(もしくはルームサービス)で朝食を取るはずです。和食にコーヒーがついていなかったら別ですが、そうするとここでわざわざコーヒーを飲む必要もないのかなという感じですね。雰囲気はいいんですけどね。スタッフはレストランと兼任みたいで、レストランが込んでいると手薄になるみたいです。
 自室に戻ります。GP会員サービスの紅茶を(先ほど飲んだので)コーヒーに変更して、うだうだすごしました。

 一人の男性が意外にいた、と前述しました。温泉でも、20代前半くらいの若者二人組をみかけました。不思議に思っていたら、どうやら企業?団体?の研修があった様子です。通常は開放して、雑誌閲覧・ゲームが利用できるドローイングルームがずっと閉鎖されていました。チェックアウトのときもビジネスプラン?(一休やハイアットコムをみる限りなし)なる単語が聞こえました。平日の稼働率をアップするためにいろいろ努力しているのですね。あるいは、会員制ホテルだったときからの顧客かも知れませんが…

  このハイアット箱根はホテルとしては珍しく、館内での浴衣・スリッパがOKです。私はチェックイン後、温泉に行くとき浴衣に着替えた後は、チェックアウトまでずっと浴衣でした。リヴィングルーム、ダイニングでもそうでしたが、スタイリッシュなインテリアだとちょっと浮くかな?という感じです。周りを見ても、着用率は20%以下でしたね。ただこれはこのまま、続けて欲しいものです。

 朝食について、ゴタゴタ文句を付けてしまいましたが、まったくすばらしいホテルです。また泊まりたいですね。アップグレードでデラックスルームだったので、次回はスタンダードのツインを体験してみたいと思っています。

 
  

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